クリアウ地区(6)

 
 沼地の横にレストランがあり、そこの樹にツリスドリの巣がありました。
 

 
 当地では俗称ジャッピンと呼ばれている鳥です。
  (KARAは♪ジャンピン♪)
 
 ですが、この鳥
 黄色の位置や寝癖(頭部後の状態)の有無で種類が分かれるんですね。
 先日4/14の記事では偶然特徴が写っていたので同定ができたのですが
 今回は枝葉が邪魔してよくわからないのです。
 

 顔はしっかり写っているが、黄色の位置が・・・
 

 こっちの個体ではかすかに黄色の尻尾が見える
 

 こっちの個体は背中に黄色があるのだが、羽を膨らませてよくわからない
 

 これはかなりはっきりわかる。
 
 でも本当に一種類しかいなかったんでしょうね。
 オスメスや幼鳥成鳥でも違うようですし・・・
 
 たぶん
  和名:キゴシツリスドリ
  学名:Cacicus cela
  伯名:シェシェウ
  
  俗称ジャッピンなら図鑑名ジャプー(カンムリオオツリスドリ)の方が発音的には
  似ているんですがね
 
 
 最後の写真で何気なく手前に写っている、薄茶と白い鳥は不明ですが
 他の写真で、やはり何気なく後姿が写っていましたので
 

 
 
 
 ツリスドリの巣がある樹ですが、サプカイア(Sapucaia)と言ってこんな実(蓋が取れて種が落ちた後)
 

 
 昔は灰皿としてお土産に売っていたそうです。 
 材は船の構造、港湾構造物、枕木など耐腐力が必要とする場所に使われるようです。
 
 
 
 さて6日間にわたったこのシリーズは今日で終わりです。
 
 最初は雨が降っていた天気も3時間後の帰りがけにはこんな青空になっていました。
 局地的で変化が激しい天候です。