南米の知られていない国その7

このシリーズも今日で最後です。
普段ブラジルでも見慣れている鳥を中心に写真を羅列します。

まず、ハイムネムラサキツバメ





次はイエミソサザイ



この鳥はサメイロツグミ



相変わらず羽の光沢が美しいギンバシベニフウキンチョウ





この鳥なんでしょうね。初めてかもしれません。
Gray Kingbird(ハイイロタイランチョウ)に似ているような
でも他のサイトに載っている写真と違うし・・・
オリーブタイランチョウのメス?


テッペンに停まりたがる習性とか、飛び方とか
後で出てくる空中キャッチしようとする習性とか
おそらくフライキャッチャーの類だと思われます。



こちらはオリーブタイランチョウ(だと思う)



さて、ホテル中庭のオープンカフェ、しかもちょっと離れた席で
ビールを飲んみながら木々から降りてくる鳥を眺めていました。
しばらくして、注文したサンドイッチが運ばれてくると
いきなり、キバラオオタイランチョウ(orキバラヒタキモドキ)が
私の目の前を通過。
えっ! もしかして食事を狙われている?

狙われているようです。
周りに急に鳥が増えました。テーブルから2mほどの場所に


いつの間にか上からも


写真にはありませんが、ヤシフウキンチョウも来ていました。
そう言えば以前(ブラジルに来て初めの頃の)マナウス旅行で
大きなフライドポテトを嘴に縦に咥えて、上を向きながら飲み込んでいる
キバラ君を見て驚いた記憶があります(当ブログにも掲載したはず)。
そして、この種類は水に飛び込んで餌を探したり、蛾を食べたりと
かなりアクティブに捕食するので、面白いので実験。
試しにフワっとフライドポテトを投げてみた。


すごい! 空中キャッチする。
上記でとりあえずハイイロタイランチョウか?と記載した鳥も
空中キャッチを試みるが、キバラの方が早く敏捷。
空中キャッチ術は長けている。
しかしハイイロの方がスタンバイの場所取りは優位なポジションを
確保できている(近くにキバラが来ると追い払う行動をとる)。
ギンバシ君も狙っているが、こちらは空中バトルには参加しない。

投げたふりをしても、飛び立たない。
ということは、タイランはちゃんと目で獲物を見て、初動することが
解りました。



今回のギアナ二国の陸路移動旅行、その他。
・仏領ギアナでは、サンジョルジュ〜カイエンヌ間の国道で2回、
 カイエンヌサンロレンソデマロニーの国道で1回、
 成田空港に行く時(一般の見送りの人も電車改札口やバスで確認
 されますよね)よりも厳しい身分証明コントロール(外人だけではない)
 がありました。内1回は荷物を開けさせられて、持ち物検査も。
 変なものを持っているわけでもなく、ちゃんと入国手続き後なのですが
 ちょっと緊張しました。
・2国ともに中国人の進出が著しい。仏領ギアナはフランス領でなければ
 乗っ取られるのでは?と感じるほど。
 しかし、中華料理はおいしかった。
スリナムイスラムの臭いがする。
 玉ねぎ型の屋根を持つ建物も見受けられるし、料理もそれ風の臭いが
 する食べ物もあった。
・2国とも日本と同じ右ハンドル、左側通行。
 しかも日本の中古車天国。
 カルディア、角形カムリ、角形マークII、ビスタ、プリメーラなど
 懐かしくて地味に感動していました。
 日本車って古くてもきれいですね。