パンタナールではないけれど(2012/9月編)その4

 
 水辺を歩く鳥 という副題にします。
 
 
 日本産の野生のトキは残念ながら絶滅してしまっていますが、今回この鳥をみた瞬間
 「あっ、トキ」
 と思わず口走ったほどトキの形をした鳥でした(笑)。
 
 その名も
 ミドリトキ(コロコロ、Mesembrinibis cayennensis)
 

 

 
 一見、黒だと思って見てみると、ハチドリのような光沢のある緑色が目に焼き付きました。
 トキだとするとカエルでも食べているんでしょうか? 食べているものまでは解らなかったです。
 
 
 
 もう一羽、後から「もっとよく見ておけばよかった」と後悔した「トキ」
 クロハラトキ(クリカカ、Theristicus caudatus
 

 
 地上に下りている鳥というのは、どうしても遠くからしか見られないので写真よりも双眼鏡の時間が長くなってしまいます。
 しかしこのクロハラ君はエアーポケットに入ったように、写真はあるけれど見た記憶が薄い、そんな鳥でした。
 いかんですね。
 
 
 以上がトキ2種です。 水辺を歩く鳥を続けます。 
 
 ナンベイレンカク(ジャサナ、Jacana jacana
 
 親鳥は以前の記事でも掲載いたしました。
 この鳥は今回も2羽で行動をしていました。いつも仲がいい鳥なんですね。
 羽をたたんでいると見えない白色が羽を広げた瞬間にハッとするんです。

 
 それとおそらく幼鳥だと思います。

 ちょっと暗いですが、胸のあたりの模様が違います。
 
 
 
 次はシギ類ということで留めまして(笑)

 
 
 最後に特徴はあるのだけど同定できない地上水鳥を2種類
 
 なんかボーっとした緊張感のない鳥でした。こちらもボーっと写真に収めました。 

 
  和名:ノバリケン
  学名:Caitina moschata
  伯名:pato-do-mato
  英名:Muscovy Duck
     hiyokoさんよりご教授いただきました。

 
 
 これはかなり遠い所にいたので双眼鏡で覗くのも力が入らなかった鳥です。
  (そんなのばっかり。でも好き嫌いというか、自分の中で取捨選択してしまうことってありません?(笑))