パンタナールではないけれど(2012/9月編)その9

 
 当地に来てから本格的に始めた鳥観も、少しは経験を積んだかなと思えるようになってきました。
 
 ヤマセミの記事中にも書きましたが、最初は「すごくカラフル」「日本じゃお目にかかったことがない」
 「こんな風に餌を獲るんだ」等など、見るものに全てに感動して興奮を抑えられないでいました。
 今は感動はしますが、少し・・ほんの少しだけ興奮を抑えながらしっかり観ることができるように
 なった気がします。
 
 既出ですが、今回観た鳥のいくつかをまとめて紹介します。
 
 
 アカビタイキンノジコ(カナリオ・ド・アマゾナス、Orange-fronted Yellow-finch
  クリアウ地区で初めて出会いました。
  この時もつがいでしたが今回も川岸の林間に2羽で飛び回っていました。

  メスのアップ 

 
 
 シロオビミドリツバメ(アンドリーニャ・ド・ヒオ、White-winged Swallow)
  比較的あちこちで出てきました。クリアウ地区にもいました。
  今回、ボートで巡っているときには、光線の加減もあるのでしょうが、もっと青みが強く所謂ツバメには
  見えませんでした。(他の鳥だと思ってしまいました)

  下から

 
 
 ギンバシベニフウキンチョウ(ピピラ・ベルメーリャ、Silver-beaked Tanager)
  ホンドニアで見た羽の艶が魅力的な鳥です。
  今回もこの色は他の鳥と違い一目で「あの時の鳥」とわかりました。(名前は思い出せなかったですけど・・・(笑))

 
 
 ノドグロコウカンチョウ(カルデアウ・ダ・アマゾニア、Red-capped Cardinal)
  ホンドニアからボリビアに行った時に見た鳥です。
  実はカメラを覗いている時には気づかず、現像、ではなく、写真の整理をしていて
  「あれっ?エビちゃんでない鳥がいる」ということで、特徴がはっきりしている鳥なので
  同定できました。遠くで写りが悪いのですがご勘弁ください。

 
 
 オオムクドリモドキ(イラタウア・グランジ、Oriole Blackbird)
  このブログでは通称ヒゲオヤジ。
  私の生息域(つまり街中)でも見られ、初めて見たときは「すごく黄色い鳥(←表現が無茶苦茶)」
  というのが第一印象。
  この鳥もつがいで行動している姿を見ますが、今回は一羽ポツンと留まっていました。