Ecuador その4

今回鳥を観ていて気づいた事
キツツキが好き
 
そして今回、よく本で見る「赤くて変な頭の形のキツツキ」を
見ることができました。
この鳥も、宿の3階のオープンスペースで待っていると
「なんか赤い鳥が飛んできたな」
「ドラミングの音がし始めた」
「どこだ?、なんだ?」
って双眼鏡で探します。
「おー、いた」
「すごく一生懸命叩いているな」
「あっ!芋虫捕まえた、でけー、ご馳走じゃん」
という具合でした。
  和名:コシジマエボシゲラ
  英名:Guayaquil Woodpecker
     (エクアドル最大の街グアヤキルの名が入っています)
  学名:Campephilus gayaquilensis
 
別の個体ですが、こちらも餌さがしに夢中です。
 

 
やっぱり頭の形は変だけど、赤って目立ってかっこいいです。
 
 
次は、夕方に一人でブラブラ歩いて鳥をみていると、普通ではない
とまり方をしている鳥がいたので、とりあえず撮影して、先生に
見てもらおう、とカシャッ。



教えてもらい、日本名を調べてみる。
「もう少し日本名を考えてつけてあげればよかったんじゃない」
  和名:ハゲラ
  英名:Smoky-brown Woodpecker
  学名:Veniliornis fumigatus


次はキツツキ科ではないのですが、幹に縦にとまったり、
幹を上り下りしたりと行動的に似ているオニキバシリの仲間。

  和名:シロボシオニキバシリ
  英名:Spotted Woodcreeper
  学名:Xiphorhynchus erythropygius



この個体は、樹のあちこちに付着している苔(雲霧林の特徴)を
掘り起こして餌を探しています。
ですから見ている間中、上から苔が降ってきました。


部屋(コテージ)を出た途端、近くの樹に、やや大型の鳥が
へばりつきました。
隠れているつもりなのでしょうか?
あまり動かずにじっとしています。

 
  和名:コオニキバシリ
  英名:Plain‐brown Woodcreeper
  学名:Dendrocincla fuliginosa


さて、このオニキバシリと同じ科(ということを今知りました)の
カマドドリを続けます。



  和名:アカガオカマドドリ
  英名:Red-faced Spinetail
  学名:Cranioleuca erythrops
 (なんとなく違和感のある分類です)


ちょっと地味な鳥が続きましたので、最後は
ケツァル

コスタリカで観られるような尾羽が長い幻のケツァルとは
違いますが、十分に美しい、というか派手。
  和名:キンガシラカザリキヌバネドリ
  英名:Golden-headed Quetzal
  学名:Pharomachrus auriceps
こちらが♂


こちらが♀


道横の茂みの中で佇んでいました。
こういうのをいち早く見つけてくれるのがガイドさんなんです。
残念ながら、金頭の頭のてっぺんを見ることはできませんでした。
(本には、自然光があたるときれいに輝くと書いてあります)