Ecuador その11

 −
鳥観のスタートは日の出前。
そしてスタートしてすぐに大きな鳥が樹の上にいて
そして樹の細い枝を歩き出しました。
雄と雌の二羽、二羽は解りますが、雄雌の違いも分かりません。
 シルエットしか見えないよ。
 写真も撮れないよ。

  和名:ムネアカシャクケイ
  英名:Sickle-winged guan 
  学名:Chamaepetes goudotii 
胸が赤いかも肉眼・双眼鏡でも分かりません。
写真は明るさに修正を加えていますが、殆どシルエットクイズです。
 −
 −
ということで急遽シルエットクイズです。

分かります?
「和名:葉、英訳:Leaf
すみません・・・
 −
 −

君はグンバイムシか?或いは蛾か?
いえいえ、オオハシノスリ(Roadside Hawk)です。
この鳥はブラジルでもよく見ます。
が、この体勢は初めてです。
一時太陽が出たので、羽を干している或いは体を温めている
のでしょうか?
他の樹上では、
 ナンベイヒメウ(Neotropic Cormorant)や
 ヒメコンドル(Turkey Velture)も同じように
羽を広げていました。
そんな遠景をみていると、遠くにダイサギ(脚が黒い)が
飛んでいきました。
同じ場所で
 ヨゴレインコ( Red-billed Parrot)
 アカガタインコ(Rusty-faced Parrot)
が集団で飛んでいきました。
 −
 −
鳥は以上で終わりです。
今回の鳥観で改めて思ったことがありました。
 フィールドは三次元だ!
文字にするとひどく当たり前で、読んでいる方は
 「何言ってんだ?こいつ」
だと思います。
鳥一つ見つけるのも、すごく遠い所から、あらこんなに近くに居る!
まで、それで視界を360度、更に私の場合、ちょっとは他の生き物や
植物など探しているわけですから、とにかく
「人間の目玉の自動ピント合わせ機能を駆使した」
状況を歩いている間中し続けるわけです。
ほんと、一種類の鳥を観ている時に、あっ!すぐそば(だけど深度が
違う)にジッと佇んでいる別の鳥がいるじゃない、ってことも
何度かありました。
写真は二次元、そしてどうしても鳥を載せようとすると、全体風景を
切り捨てざるを得ません。
是非、大自然の中を味わってみていただきたいと思います。
よかったですよ。
 −
 −
 −
 −
 −
 −