違いが判る男

何回も出てきているタガメです。

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裏返ると自分で起き上がれない。
平らなコンクリの上なら、ネックスタンドをするが如く、胸部と胴部を
カクカクしながら、10cm位ずつ前に飛び跳ねて前に進むだけ。
遠くから見るとカエルがはねているように見える。
きっとそうして水場に行けなければ、力尽きて死んでしまうのだろう。
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 と

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よく見てみると若干違いがある。
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水管なのか卵管なのか?
おそらく卵管なのだろう。
とすると上が雄で下が雌なのか。
それとも、上はまだ伸びきっていない若い雌なのか?
などなど不明な点が多い。
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そして先日捕まえてきた小さい個体。

捕まえてきてから3日ほど何も与えていないので空腹かと思い
(生餌が調達できなかったので)とりあえず、当地最高級の
ピッカーニャという部位の牛肉を与えてみた。
食べているのか不明。
そしてそもそもこの個体。
ナンベイオオタガメの若齢なのか、別種なのか不明なのだ。
上の大きいタガメと比べると、なで肩で全体の形が違うように
見えるが、年齢のせいなのか、別種だからなのか全くわからない。
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こちら(ポル語)で調べたところ
・通称バラタ・ダ・アグア(Barata D'Agua)
  直訳すると「水のゴキブリ」
  ちなみに日本のタガメは「田んぼに住むカメムシ」ですよね。
  いずれにせよ、本虫にとってありがたいネーミングネームでは
  なさそうですね。
・水から出すと死んだマネをする。(確かにこいつはそうだった)
・陸に上がると長く生きられない(早く死ぬ)。(そりゃそうだろう)
・前脚はガッチリと物をつかむのに適しており、中脚と後足は
 オールのようで泳ぐのに適している。(見ればわかる)
程度にしか書いていない。
きっとタガメもミズスマシも一緒くたなのだろう。
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ネットで調べると、ナンベイタガメというのもいるらしい。
ではいったいこいつは誰なのでしょうか?
そしてナンベイオオタガメだと思っていたのはナンベイタガメなのか?
どれがナンベイオオタガメなのか?
調べるほどわからなくなってきました。
そもそも
「ナンベイオオタガメはナンベイタガメよりも大きい」
とか
「ナンベイオオタガメは10cm以上にも達する。ナンベイタガメ
 9cm内外」
とか書かれてあっても、分からないですよね。
 (これは鳥の図鑑にも良く出てくる表現で、もう少し判別
  できる表現方法を載せてほしいものです)
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どなたか識別方法がわかる方いらっしゃいましたらご教授ください。
 ♪ダバダ〜、ダバダ〜、ダー♪
 (レド#レ〜、 ミレ#ミ〜、 ファ#ー :適当です) 
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