マカコアリその1

25日(金)は祝日。
三連休なのでどこか行こうかと思いましたが、結局
近場のマカコアリ川をボートで探勝する現地ツアーに
参加することにしました。

ちゃんとした地元旅行代理店の企画ですが
ツアー客1名(私のみ)で自宅発自宅着(笑)。
行く前の期待度はあまり高くなかったのですが
帰宅後の満足度はトップクラス。
こういう良質なツアーが地元にあろうとは・・・。

まずはツアーの全体像から。
自宅から2時間ほど舗装路と土道を車で走り船着き場に到着。


人が沢山いますが、旅行代理店の人とガイドとその関係者(笑)です。
操船者と操船補助者それと後でわかったのですが昼食所の
所有者が待っていました。

マカコアリ川を下っていきます。


当ブログの過去の記事「パンタナールではないけれど」みたいに
拓けている所もあります。


所々に川族(?)の家もあります。


このようなところをボートで行くのは平均的日本人からしたら
数をこなしていますが、何回来ても高鳴る胸の鼓動は押さえられません。


一時、雨も降りましたが、すぐに晴れ、気持ち良い船旅(?)。


途中、民家に立ち寄り、身支度を整え再度船へ。


ここからは露払い係が船首に座る。


アニンガと呼ばれるおばけサトイモの林を通るが
船外機を止め、場所によっては露払い係が船を引っ張る(笑)


そして行ってみてわかったのだが、ここが今日のメインポイント。
水の中や泥にハマりながら歩く。
ここでの観察は別項で記載します。お楽しみに・・・。


観察の後、船に戻り、先ほどの民家で荷物を整え、再び船で川を行く。
すると又、川に面した家があり、ここで昼食。
上の写真で麦藁帽のおじさんの別荘だそうです。(すごいツアーだ)


ここで、昼食。
ピラルクの揚げ物と煮物とヨロイ魚の焼物がおかず。
骨が面倒でしたが、おいしかったです。


昼食後は昼寝タイム(笑)。
私も板の間で、森や川を渡る心地よい風に意識を失った。
昼寝タイム付のツアーというのも初めてだ。
寝転がって空を撮る。


ちなみに、旅行代理店の人達は川で水浴びをしたり遊んでいた。
又、おじさんや船頭さんたちは、家のモーターの修理など働いていた。
この家で昼食を含め約2時間滞在。

その後、1時間15分船に乗って(腰とお尻が痛くなった)車を置いてある
船着き場に帰ってきた。
旅行代理店の人たちはみんな、行きと洋服が違う(笑)。
だって、水遊びと言っても、来ている洋服のまま川に入るんですから。
ちゃんと着替えを持ってきているんだよね。



さて、今回の散策でも新しい種類の生物がでてきますが、読者の方の
食いつきを良くするために、勿体ぶって一つだけ紹介します。

外国で初めて見た鳥の仲間です。
船着き場に向かう途中(帰りにも見ましたが)の広大な畑の杭に
なにか異様な形のものが留まっているのを見つけ車を止めた。




 和名:ブラジルスズメフクロウ(別名:アカスズメフクロウ)
 学名:Glaucidium brasilianum
 英名:Ferruginous Pygmy Owl
 伯名:Caburé

お尻を突き出した姿もかわいい。


正面から


この子と「あっちむいてホイ」をやらない方がいいと思います。



続編をご期待ください。