マカコアリその5

ボートで川を進んでいると、カワイルカが遊んでいる姿。
しかし、ちょうどその少し前に雨が降りそうなので
(当地の雨は突然・豪雨)準備した方が良いという
アドバイスに従い、カメラを仕舞い、カッパを着た所で
観たので、写真は撮れませんでした。
(しかし撮るより肉眼で観察した方が面白かったとは思います)
フッ!というイルカの呼吸音(潮を吹く音)が響く中、
イルカ独特の「へ」の字で水面に出てくる様子を間近で
後頭部、背中から平たい尾びれまでを見ることができました。


例の凄い水鳥のコロニー見学の後、昼食処に向かう途中に
案内人さんが川を横断するように仕掛けた網にフィレオッチという
高級魚がかかっていました。
現地の人の「網が動いているよな」の声に手繰っていくと


引き上げると


大物だ。これが全貌。


昼食後うたた寝をしている間に、こんな解体作業が行われていました。


皮はかなり丈夫なようで、剣で身をたたいて切っても
ずっとまな板代わりになっていました。


そんな魚を主食とするミサゴノスリ


羽を広げた後姿



カラカラ君は何か咥えています。



今回のツアーで今後に役立ちそうなことが新たにわかりました。
それは、農場の柵で多くの鳥が観られることと、車からだと
意外と逃げないので近くで観れる(撮れる)ということです。
今シリーズの最後はそんなシチュエーションで撮った鳥。
この写真は殆ど切り出しせずに載せています。


(クロノスリと迷いましたが)
  和名:オオクロノスリ
  学名:Buteogallus urubitinga
  英名:Great Black Hawk
  伯名:Gavião preto
だと思います。
当ブログ初登場種です。
次の写真もちょっと顔が違うような気もしますが
尾羽の模様からするとおそらくオオクロノスリ君だと思います。


そして次のが、最後までわからなかったのです。
(まあ、写真も悪いのですが)
オオクロノスリの幼鳥なのか、それにしては、ちょっと軽量小型
のような気がしますが。




そういえば、マカコアリの意味を書いていませんでした。
サル(ポル語でマカコ)が多い場所というのが語源だそうです。
船から2匹だけおそらくコモンリスザルとおぼしきサルを見ましたが、
なんか鳥に圧倒された後だったので、集中力がなくなっていて
流してしまいました。

この項終わります。